東京・文京区にある日本サッカーの拠点「JFAハウス」が、2日から同区の新型コロナウイルスワクチン接種会場として稼働を開始した。

午前9時から予約した区民が順次訪れ、日本代表のメンバー発表などが行われるホールでワクチン接種を受けた。日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は取材に応じ、「地元でこういう場を作ることで、ワクチン接種に貢献したかった」などと話した。

文京区関係者によると、JFAハウスをワクチン接種会場としたのは「サッカー協会さんのご厚意」だという。

この日は約360人が接種を受けた。8月末までの稼働期間で、約5000人がワクチン接種を行う。

同所で接種を終えた区民には、館内にある日本サッカーミュージアムの入場券がプレゼントされている。