東京オリンピック(五輪)のサッカー男子日本はスペイン戦での惜敗から一夜明けた4日、千葉県内で調整を行った。DF橋岡大樹(22=シントトロイデン)がオンライン取材に応じ、いとこの活躍に刺激を受けていることを明かした。

いとこは、東京五輪の男子走り幅跳びで6位となり日本勢で37年ぶりの入賞を遂げた橋岡優輝(22=富士通)。跳躍はしっかりとテレビで見届けていた。「本人はメダルを取りたいと言っていて、目標はかなわなかったが。最低限の決勝進出を決めて、37年ぶりの入賞は残せた。僕自身も最低限、しっかりメダルを取りたいと思います」と、優輝に負けない活躍を掲げた。

右サイドバックはオーバーエージのDF酒井が先発を続けている。。だが、酒井が累積警告で出場停止となったニュージーランド戦では、右サイドバックを務めた。ニュージーランド戦前、酒井から間接的に「酒井宏樹の代役ではなく、橋岡大樹という選手を出してこい」とメッセージをもらっていた。「僕自身のプレーを出すのが大切だと。もし、次に出られたら、代役でなく橋岡大樹を出して、1対1は抜かせないという気持ちでやりたい」と、銅メダルをかけたメキシコ戦を見据えた。