野中生萌(24=XFLAG)が45点で銀メダル、野口啓代(32=TEAMau)が64点で銅メダルを獲得した。22歳のヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)が金メダルを獲得し、初代女王に就いた。

第1種目のスピードは3位決定戦が日本人対決となり、野中が3位、野口が4位。第2種目のボルダリングは野中が3位、野口が4位で通過した。

最後のリードでは、野中が5位となり、3種目の順位を掛け合わせて3×3×5で45点とし、銀メダルに輝いた。野口はリードで4位に食い込み、総合順位は4×4×4=64点で銅メダルを獲得した。

ボルダリングとリードを制した22歳のヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)が5点で金メダルを獲得した。

銀メダルを獲得した野中は「啓代ちゃんと一緒にメダルが取りたいと思っていた。それが実現して本当にうれしいです」。銅メダルを獲得した野口は「最後まであきらめずに登れたので良かった」と感慨を込めて語り、「オリンピックでどうしてもメダルが取りたかったんです。金メダルには届かなかったけど、本当に良かった」と喜びをかみしめた。