女子テニスで世界2位の大坂なおみ(23=日清食品)が、本気で金メダルを取りにいく。前日の19日に会場の有明テニスの森公園で体を動かしたが、本番会場では初めての練習だった。

大坂は米国から17日早朝に日本に到着すると、その午後には日本テニス協会が確保した都内の屋外ハードコートで早々と練習した。本番会場は19日からしか使用できないため、準備段階として同協会が確保した4面の屋外コートでの始動。時差ぼけなどの疲れも見せず、灼熱(しゃくねつ)のコートで練習。金メダルへの意欲を早々の練習で見せた。

19日の本番会場での活動は、練習としては3日目だったのだ。20日はセンターコートで、吉川真司協会女子代表コーチと実戦形式の練習。その後は中村豊トレーナーとチューブを使ったトレーニングを行うなど、金メダルへの準備はヤマ場に入っている。