18年ぶりのA級降格が丸山啓一(43=静岡)の闘志に火を付けた。

「A級に落ちて苦労している人もいっぱい見ていたし、決まった当初は不安しかなかった。でも、追い込まれたことで、いままで避けていたきつい練習にも取り組めるようになったんです」。

今期はすでに5Vを含む15勝をマーク。勝ち星を重ねるごとに、モチベーションはぐんぐん上がっていった。

「1着を目指すのが競輪選手の本分。S級であきらめてしまっていた気持ちをもう一度思い出すことが出来ました」。

来年のS級復帰はほぼ確定しているが、心に秘めているシナリオがある。12月伊東のレインボーカップファイナルで特昇を決めて、年末の静岡グランプリシリーズに追加参戦するというもの。

「自分の年齢になっても成果が出るのは分かった。もう1回、どこまで勝負出来るか、自分でも楽しみです」。

特選10Rは、衰えを知らない坂木田雄介とのベテランコンビがレースを支配する。