12Rで行われた女子の優勝戦は、三浦永理(40=静岡)が危なげなく逃げ切って、今年4度目の優勝を決めた。2着には高憧四季、3着には川井萌が入った。
最終日の朝、回転を止める調整をして、吉村誠に足合わせで大きく引き離された。一瞬「(優勝は)ないかも」と思ったそうだが、調整をやり直したところ「これなら大丈夫」とエース格20号機のパワーが復活。コンマ10のトップスタートを決めると、みるみる独走態勢を築き上げた。今回の優勝で、女子の賞金ランクは8位となり、8年ぶりとなる、年末のプレミアムG1クイーンズクライマックス(多摩川)出場へ1歩前進。「(同県同期の長嶋)万記と一緒に走られるように頑張ります」と気持ちを高めた。次節は、10月7日から江戸川で行われる「ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント」の予定。