女子日本代表なでしこジャパンの佐々木則夫監督(57)が、リオデジャネイロ五輪アジア最終予選で敗退が確定した場合、古巣J1大宮のフロントに入ることが5日、濃厚になった。出場を逃せば退任し、今後はクラブ強化に携わる。

 大宮からは現在空位となっているゼネラルマネジャー(GM)を含めた、統括的なポストが用意されるという。

 実績と人脈、知名度を生かして松本強化部長をサポートするだけでなく、異例の「社外活動」も容認される見通し。日本協会と連携し、女子サッカー発展にかかわることなら、クラブ業務の合間を縫って貢献することが可能になる契約だ。