ガンバ大阪は10日にホームでサンフレッチェ広島と戦う。

9日は大阪・吹田市内の練習場で非公開練習。翌日の一戦に向けてイェンス・ビッシング監督は「勝ちにこだわるためにも、自分たちがやろうとしているサッカー、そしてこの高い質の求められる部分が出せるか。そこができる選手を送り出したい」と、直近の対戦で3連敗している相手からの勝ち点3獲得に力を込めた。

16日(日本時間17日)にアルナスル(サウジアラビア)とのアジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)決勝を控える中で、心配なのがけが人の状況だ。11連戦の10戦目となった6日の名古屋グランパス戦で左足首を痛めたMF安部柊斗について指揮官は「明日は難しい。(ACL2決勝の出場に)イエスかノーと言える段階ではなく、治療状況を見ていくだけ」と話し、別メニュー調整となっているFWイッサム・ジェバリについても「1日1日見ていかなければいけない状況」と説明。左ひざを痛めて長期離脱したDF半田陸も含め、今季の主力3人を欠いて大一番に臨む可能性が出てきた。

そんな状況だけに、これまで「目の前の試合を全力で戦う」と強調してきた指揮官も、広島戦ではACL2決勝を見据えたメンバー起用も考えている様子。「試合数がこれだけあると、けが人が出るのは避けられない。これ以上出てしまうと難しい状況になるし、疲れも避けられないもの」と話し、広島戦でのターンオーバーを示唆した。

公式戦4試合に出場し、徐々に出場時間を増やしている18歳のMF山本天翔は「ここでチャンスをつかめるかどうか。変にプレッシャーと考えすぎず、この状況を楽しみたい。広島相手に自分のプレーがどこまでできるか、自分自身に期待している」と意気込み。ACL2ファイナルに最高の形で向かうため、若手も含めた総力で広島戦勝利を狙う。【永田淳】