レアル・マドリードは8日、いさかいを起こしたウルグアイ代表MFバルベルデ(27)とフランス代表MFチュアメニ(26)に対し、クラブ史上最高額の罰金を科すことを決定した。

バルベルデとチュアメニは6日の練習で激しく口論したことが火種となって、翌日の練習後にロッカールームで殴り合いに発展したという。バルベルデはその際、不慮の事故であるものの、頭部に裂傷を伴うけがを負ったため、病院で治療を受けざるを得なくなったとスペイン紙マルカで報じられた。

バルベルデはその日の夜、自身のSNSで殴り合いを完全否定しつつ、チュアメニとの口論の最中、偶発的に額をテーブルにぶつけ、小さな切り傷を負ったことを明かした。一方、Rマドリードは公式声明で、この件に関する懲戒手続きを開始したことを発表。さらにメディカルレポートで、バルベルデが検査で頭部外傷と診断されたため、10日から14日間安静にする必要があると伝えた。

クラブは8日に再び公式声明を出し、両選手が深く反省して謝罪し合ったこと、クラブ、チームメート、コーチングスタッフ、サポーターに謝罪の意を示したこと、そして、各々に50万ユーロ(約9250万円)の罰金を科すことを決定し、この件に関する内部手続きを終了したことを伝えた。

スペイン紙マルカによると、この金額はRマドリード史上における罰金の最高額である一方、活動停止等の処分は下されなかったとのことだ。これによりチュアメニは、8日のチーム練習に通常通り参加しており、10日にアウェーで行われるスペインリーグ第35節バルセロナ戦の招集メンバーに名を連ねる見込みである。(高橋智行通信員)