U-23アジア選手権(8日開幕、タイ)に臨む東京五輪世代の同日本代表は、タイ合宿2日目から2部練習と追い込んだ。うだるような暑さの中、午前と午後で計約2時間半調整。午後練習ではハーフコートゲームも実施するなど、アジアの頂点へ、既に本気モードだ。

夕焼けに包まれた練習場に、森保監督の声が響いた。「キツイのは分かっているよ。ゲームのときはもっとキツイよ!」「球際で負けたらゲーム持って行かれるよ!」。鼓舞する言葉で選手の士気を高めた。DF杉岡は「試合まで時間がないので、これくらいは必要」と涼しい表情。この日、湘南から鹿島への移籍も発表されたが「今は代表のことに集中します」と話すに留めた。