サッカーで、W杯アジア最終予選の中国戦(1月27日)、サウジアラビア戦(2月1日、ともに埼玉)の日本代表のメンバーが午後2時に発表される。

今回の活動には、DF吉田麻也主将(サンプドリア)ら複数の選手が負傷で欠場。17日から21日にかけては国内組による合宿が行われ、多くの選手にとっては生き残りをかけたアピールの場になった。最終日に行われた流通経大とのトレーニングマッチ(45分×2)では、後半だけでFW上田綺世(鹿島)が3得点するなど7-0で勝利した。

昨年までのW杯アジア予選とは違うメンバーで、絶対に負けられない2戦に臨むことになる。ポジション別に注目すべき点は以下。

▽GK

合宿にも招集されていた谷晃生(湘南)が直前の負傷により辞退。最終予選にも間に合わない。GK川島永嗣(ストラスブール)は新型コロナウイルスに感染するアクシデントに見舞われ、招集できるのか注目される。

▽DF

絶対的存在である吉田主将の欠場は痛い。海外組では植田直通(ニーム)、板倉滉(フローニンゲン)らがCBの代役候補。国内組の合宿では中谷進之介(名古屋)、谷口彰悟(川崎F)がアピールした。

▽MF

主に左サイドで主力となっていた古橋亨梧(セルティック)、三笘薫(サンジロワーズ)が相次いで負傷。森保一監督は、発足当初に絶対的存在だった中島翔哉(ポルティモネンセ)を候補としていることを明かした。合宿では東京五輪に出場した相馬勇紀(名古屋)が猛アピール。昨年10月、11月と直近の活動で負傷離脱していたMF久保建英(マジョルカ)は試合復帰している。

▽FW

国内組の合宿で大迫勇也(神戸)の存在感は抜群だった。セルティックに移籍し早速結果を出している前田大然、ビーレフェルトで4戦連発と絶好調の奥川雅也の招集はあるか。