国際親善試合(13日カナダ戦・デンカS、17日チュニジア戦・ノエスタ)に向けた日本代表合宿が10日、千葉市内で行われた。ワールドカップ(W杯)カタール大会でピッチに立ち、若き守備リーダーとなったDF板倉滉(26=ボルシアMG)が、東京五輪世代のDF中山雄太の復活を歓迎した。

昨年11月に、右アキレス腱(けん)断裂の大けがを負った中山とは、時折、連絡を取り合っていた。「帰ってきてくれて素直に嬉しい。ラガーマンのように体がでかくなって帰ってきた。彼自身も、プレーで証明したい思いも話していた。ポジティブにリハビリ楽しみながらできていたと、ずっと言っていた」と明かした。

左サイドバックに中山が入るイメージに「彼は賢い選手で、チーム状況、チームの強みを理解しながら、どう振る舞うか理解している。チームがいい方向に行くのは間違いない。楽しみです」と話した。

この日、板倉は全体練習を早めに切り上げたが「大丈夫です。コンディション調整含めて大丈夫。問題ないです」とキッパリ。所属のボルシアMGは7試合でまだ1勝と苦しむが、板倉はバイエルン・ミュンヘン戦で得点を決めるなど好調を維持。「結果に満足はしてないが、いい相手とやりながら、自分を高めるところにフォーカスしてできている。個人としては試合には出られているので、いい状態で代表に合流できている」と話す。

11月からはアジア最終予選、アジア杯と公式戦が続く。W杯カタール大会ではドイツ、スペインを破り、9月の親善試合もドイツ、トルコに欧州で連勝。「アジアでは勝って当たり前」と見られるが、過去のアジア最終予選で苦しんだことも事実だ。板倉は「簡単な試合はない。前回の予選もそうで、落とすこともあった。ただ、これから日本代表が強くなるためにも、どんな相手でも勝たないといけない。賢く戦っていきたい」と話した。