元日のタイ戦に臨む日本代表GK前川黛也(29=ヴィッセル神戸)が親子2代でのアジア杯出場に意欲をみせた。

29日は千葉県内で合宿2日目の練習を行い、その後、前川らが取材に対応した。

10月から継続して代表に招集されている前川は「こうやって代表からの(24年シーズンの)スタートで、ほんとに光栄です。シーズン初めということで、気持ちも一新して、臨めているので、すごく楽しくやれています」と充実した表情を浮かべた。

父・和也さん(55)は92年の広島大会に出場して優勝を経験している。当時、自身は生まれる前だが、和也さんからケガを抱えながら出場していたことを聞いた。「それだけ重要な大会だったんだなとすごく感じています」。

11月のワールドカップアジア2次予選ミャンマー戦で初キャップを経験し、親子二代での代表戦出場を果たした。来月カタールでアジア杯が開幕する。「一緒(の大会)に出られるというのはすごいことやと思うんですけど、まずは本当に日本代表の守護神として出られることが一番の目標」。そして「アジアカップに出るっていう目標だけにとどまらず、もっと上を目指してやっていきたいと思います」。

父を超えて「前川黛也」として認めてもらうために幼い頃から取り組んできた。23年は神戸でリーグ優勝を経験。優勝GKとして自信を持って代表に臨めている。鈴木彩艶(21)や野沢大志ブランドン(21)や若手GKが台頭しているが「自分の良さ、個性を出してやっぱり競争していきたい」。特徴を前面に出して代表の守護神に上りつめる。