AFCアジアカップ(アジア杯)で8強入りした日本代表(FIFAランキング17位)は1日、ドーハ市内で練習を行った。1月31日の決勝トーナメント1回戦でバーレーンに3-1で勝ち、3日の準々決勝ではイラン(同21位)との対戦が決定。前日の先発組などはホテルでリカバリーを行うなど、中2日で迎える大一番に備えた。
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3大会ぶり5度目のアジア杯制覇を目指すサッカー日本代表に、過去3度優勝の盟主イランが立ちはだかる。日本は前回の19年大会から世代交代を進め、5年前のメンバーは5人だけだが、イランはFWアズムン(29=ローマ)、GKベイランバンド(31=ペルセポリス)ら海外リーグでも活躍し、世界的に名の通った当時のメンバーが15人も残る。スポーツ専門メディアのESPNは現在のイラン代表を「黄金世代」と評する。
平均年齢は日本の25・77歳に対して、イランは29・04歳。勝手知ったる30歳前後の主力が22年W杯カタール大会などの厳しい戦いを経て連係を深め、今大会は1次リーグを3連勝で勝ち上がった。ただ、決勝トーナメント1回戦シリア戦では先制点を挙げたFWタレミ(31=ポルト)が警告2枚を受けて退場。日本戦は出場停止となった。
過去の通算対戦成績は6勝5分け6敗と五分の星だが、アジア杯では日本が2勝1分けとリード。直近の対戦は19年のアジア杯準決勝で、FW大迫勇也の2得点などで3-0と快勝した。その前回対戦時もタレミが出場停止。「黄金世代」のキーマンの不在は日本にとっては追い風だ。
チームを率いるガレノエイ監督(60)は23年3月に再登板し、復帰初戦から17戦無敗(14勝3分け)を誇る。日本は前回大会でも名将ケイロス監督が率いたイランの対アジア勢公式戦39戦無敗をストップ。今回もその再現が期待される。【石川秀和】

