【アルラヤン(カタール)3日=佐藤成】日本代表(FIFAランキング17位)が宿敵イラン(21位)に1-2と敗れた。3大会ぶり5度目の優勝を狙ったが準々決勝で散った。前半28分にMF守田英正が先制点を挙げたが、後半に追いつかれ、同アディショナルタイムにDF板倉滉(27=ボルシアMG)がPKを献上。これを決められた。
主将として初めてA代表の国際大会に臨んだMF遠藤航(30)は、勝ちきる強さの必要性を説いた。
22年ワールドカップ(W杯)カタール大会でスペイン、ドイツといった大国を撃破し、国際Aマッチ9連勝と絶好調で大会に臨んだ。FIFAランキング17位はアジア最上位で、優勝候補の筆頭にあげられた。それでも初戦のベトナム戦で一時リードを許すなど苦戦し、第2戦のイラク戦で力負け。インドネシアとバーレーンには勝利したものの、それぞれ失点し、イランに敗れた。大会を通じて不安定な戦いに終始した。「自分たちの勝負強さみたいなのはこれからつけていかないといけない。とにかく勝ちきる力をチームとしてつけていかないといけない」と自分に言い聞かせるように言った。
DF冨安健洋(25=アーセナル)が提言したように、「熱量」が足りなかった。それは主将も痛感した。「もちろん戦術どうこうはありますけど、やはりその基本的な部分だったり、熱量みたいなところを失っては、サッカーは勝てないというのを、改めてサッカーの難しさは感じました」。大陸レベルとはいえ、1つの大会を勝ち抜くことの難しさを思い知った。「W杯優勝するための1つの通過点だと思ってやっていくしかない」と奮い立たせるようにうなずいた。

