J1リーグは2日に最終節が行われ、セレッソ大阪FW杉本健勇(25)が初の得点王を決める。すでにJ2降格が決まっているアルビレックス新潟戦(デンカS)に向けて1日は、大阪・舞洲で調整した。

 冬将軍の再来で寒風吹きすさぶ中での練習。ダブルのネックウォーマーで顔全体を覆っていた杉本だが、クラブハウス前では男前の顔を見せて取材に応じた。

 今季ここまで22得点で、浦和の興梠、川崎F小林に2差をつけて最終戦に臨む杉本は「ほかは気にせず、自分が(ゴールを)決められるように。どっちにしても決めて勝って終わりたいし」。ともに順位は決まっている中での最終戦だが「緩まず、最後までねじを締めていきたい」と引き締めた。