サガン鳥栖が執念で引き分けに持ち込んだ。

 2点を追う後半15分、神戸から新加入のMF高橋秀人(30)がバックパスに走り込んで1点を返すと勢いに乗った。

 同28分にDF小林祐三(32)を下げてMF河野広貴(27)を投入すると、さらに攻撃モードに拍車がかかった。攻め立てて迎えた同39分、左CKから韓国人DF鄭昇■(23)が頭で合わせて追いついた。インフルエンザから復帰し今季初采配となったマッシモ・フィッカデンティ監督(50)は「(後半は)彼ら自身が気持ちを見せてくれた。クオリティーを見せてくれて素晴らしかった」と奮闘をたたえた。

※■は火ヘンに玄