川崎フロンターレが10日、神奈川・川崎市内で11日のホームでのセレッソ大阪戦に向け調整を行った。

 エースFW小林悠(30)は、8日の横浜F・マリノス戦の前日に胃腸炎に加え、39度5分の高熱を患い、横浜戦を欠場した。体重は一時、2キロ落ちたが、食事もしっかり取るなど体調は回復し、体重も戻りつつあるという。

 「チームには迷惑をかけた。今はもう大丈夫で次はやれます。迷惑をかけたので、より結果にこだわりたい」とエースで主将の責任を口にした。

 中2日の連戦が続き、セレッソ戦では先発の大幅入れ替えが予想される。C大阪は昨年のルヴァン杯決勝、2月の富士ゼロックス・スーパー杯とタイトルのかかった試合で2度続けて敗れている。

 小林は「相性的に良くない印象がつくぐらい負けているイメージ」としながらも、昨季はホームで5-1で大勝したことを挙げ「タイトルかかった試合で負けているので、その悔しさをぶつけたい」と意欲を見せた。