清水エスパルスユース(東海)がアビスパ福岡U-18との接戦を制し、2年ぶりの決勝進出を決めた。

 主将でチームの大黒柱、FW斉藤聖七が脱水症状に陥り、後半33分に途中交代した。苦しい展開の中、後半38分、途中出場したFW山崎稜介が左サイドからのクロスボールを頭で押し込み決勝点を挙げた。

 殊勲の山崎は「なかなかスタメンで出らなかったので、結果を出せてよかった」とにっこり。平岡宏章監督から「よっ、ヒーロー」と声をかけられると、再び満面に笑みを浮かべていた。