横浜F・マリノスが18日、ガンバ大阪戦(20日、パナS)へ向けて調整した。

現在チームは3連勝中で、勝ち点38の10位。残り5試合でACL出場圏内の3位鹿島アントラーズは勝ち点46、そして降格圏の17位サガン鳥栖は勝ち点30で、両チームとはいずれも勝ち点差8。ACL出場とJ1残留を引き寄せるには落とせない試合だ。

ガンバ大阪も現在5連勝中で勝ち点36の12位。波に乗る相手との一戦を前に、ポステコグルー監督は「相手も調子がよく、勝つことで勢いが出ている。元々、力のあるチームでこれまでの順位が妥当ではなかった。(試合では)自分たちの力が試されると思う」と気を引き締めた。

20日の試合を終えると、27日には湘南ベルマーレとの神奈川ダービーとなるルヴァン杯決勝(埼玉)を迎える。MF天野純(27)は「まだACLを目指せるので、そこに向かって連勝すれば可能性は高くなると思う。まずルヴァンは置いておいて、ガンバ戦にむけてやるしかないと思います」と意気込んだ。

また、天野はパナマとウルグアイに連勝した日本代表の試合をチェックしたことも明かし「連動は個の力。海外の選手たちにとって(外国人は)いつもやっている相手なので、物おじせずにできていてすごいなと思ったし、そうならないといけないと思いました」と感想を口にした。森保ジャパン初陣となった9月の親善試合で代表に初招集され、コスタリカ戦で初出場を果たすも、10月の親善試合のメンバーからは漏れていた。「自分にチャンスがあるとしたらトップ下のところ。真ん中に入ってやる自信はあるし、結果を残し続けるしかない」と再び日の丸を背負いたい気持ちも示した。