鹿島アントラーズDF昌子源(25)が、12月12日開幕のクラブワールドカップ(W杯)(UAE)での“リベンジ”を誓った。16年の同大会決勝では欧州代表レアル・マドリードのFWクリスティアノ・ロナウドと渡り合い、逆転負けしたものの大きく株を上げた。今大会では1つ勝てば準決勝で対戦することになる。「目の前の試合に集中することが大事」と、平常心を強調した。

仏1部トゥールーズへの今冬の移籍が決定的となっている。昨夏はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝のために残留を決めた。目的が果たされた今、海を渡ってプレーする思いはさらに強くなった。「もちろん(クラブW杯が)最後かもしれないし。天皇杯もまだ残っているけど、できることならクラブW杯でも、ACLと同じように喜びたい」。海外挑戦の前に、日本クラブがまだ手にしたことのない“世界一”の称号を鹿島にもたらす。