昇格組の大分トリニータが、昨季アジア王者の鹿島アントラーズを下して白星発進した。

前半18分、大分は相手DFのクリアボールを拾うと、FW伊藤、FW小塚と狭いスペースでテンポよくつないで最後はFW藤本がシュート。GKが1歩も動けない完璧な崩しで先制点を奪う。

後半に入ると流れが変わる。開始直後の3分、鹿島はMF永木がふわりと入れたFKをファーサイドでDF犬飼が折り返し、中央のFW伊藤が右足で押し込んで同点に追い付く。しかし同24分、大分はGK高木のロングフィードに途中出場のFWオナイウが抜けだし、中央のFW藤本にスルーパス。これを藤本が落ち着いて決めて再び突き放し、試合はそのまま終了した。