勢いに乗ってホームでのリーグ戦初出場を見据える。

北海道コンサドーレ札幌は4日、札幌・宮の沢で6日の大分戦(札幌ドーム)に向けた練習を行った。前節アウェー名古屋戦でリーグ戦初出場を果たした今季加入のFW岩崎悠人(20)は、「ホームではまだ出ていないので、もし出たら思いっきりチャレンジしたい」と意気込む。

0-4で完敗した名古屋戦のなかで、前向きな材料の1つが、岩崎がJ1のリーグ戦デビューをしたことだった。J2京都から移籍したのも、この舞台に立つため。後半途中から投入され、プレー時間は17分。次は多くのサポーターの声援に後押しされながら、本拠地でさらに長い時間、力を尽くしたいという思いを強めた。

3日には京都時代から取り組んでいる、柔軟性向上などを目的したトレーニングを指導する「JARTA」のトレーナーを札幌に呼びメンテナンスした。先月のU-22日本代表としての遠征での疲れも残っており「体が固まっていて重かった」。「動きやすい。コンディションは上がっている」と不安材料を取り除き、大分戦を前に万全を強調した。「技術のあるチーム。がっつりいく」。連敗中のチームに若き力を注ぎ込む。【保坂果那】