J2アルビレックス新潟は第24節ホーム琉球戦を翌日に控えた26日、聖籠町・クラブハウス隣接のピッチで調整した。

第21節の大宮戦(6日)に勝って以来、チームは1分け1敗と2試合連続勝ち星なし。前節アウェー山口戦で2得点し、今季2桁ゴールにチーム一番乗りのFWレオナルド(22)。だが試合は2-2で引き分けた。「ゴールを奪っても勝たなければ意味がない」と琉球戦では勝利に直結する得点を狙う。

琉球戦の前日練習が終わってもレオナルドは居残りでシュート練習を繰り返した。「ゴールのチャンスがきた時に決められるように(試合のピッチで)準備をしていたい」と話した点取り屋は、練習で十分な準備をした。「ペナルティーエリア内は冷静さを保ちたい」と自らに言い聞かせた。

1-2で負けた第15節、5月25日のアウェー琉球戦では途中出場で1得点。24得点でJ3の得点王になった鳥取時代の昨季も1得点している相性のいい相手だ。「琉球はボールを回してゲームをコントロールしてくる」。相手を知るレオナルドは「90分間、集中を切らさない」と前線で好機を見逃さない。【涌井幹雄】