首位を快走していたFC東京が2位鹿島アントラーズに0-2で敗れ、背後にピタリとつけられた。

優勝争いを占う重要な一戦を落とした。開始2分でセットプレーから先制点を許す。後半は相手の倍となる8本のシュートを浴びせるなど攻めに攻めたが、33分に追加点を献上。好機で、GKとの1対1を止められたMF東主将は「決めないといけなかった。結果を分けたのは決定力の差」と話した。

開幕から12戦負けなしとロケットスタート。8月10日の第22節仙台戦終了時点では2位鹿島に勝ち点差7の独走態勢だった。ただ、ホームの味スタがラグビーW杯の試合会場になっているため、同24日の第24節札幌戦からアウェー8連戦という過酷な変則日程。その3戦目で差は1に縮まった。ホームに戻る11月23日の第32節湘南戦まで、正念場のアウェー戦はまだ5試合も残る。初優勝への道のりは厳しい。