J2アルビレックス新潟は11月30日、デンカビッグスワンスタジアムでファン感謝イベント「アルビレックスオレンジバーfinal」を開催した。

シーズン中のホームゲーム終了後にスタジアムEゲート前広場で開催してきたファン交流のバーで、この日は選手たちと触れあえる感謝祭となった。19年シーズンパス保有者と後援会会員限定だったが約1000人が参加した。DF大武峻(27)の「クラブハウスでは“塩対応”の私も、今日は“砂糖対応”します」というあいさつでイベントは始まった。

アトラクションには1等に歴代ユニホームが当たる巨大ガラポン。選手が振る舞う豚汁には今季で退任となった吉永一明監督(51)も飛び入り参加した。室内5カ所には選手との記念撮影ブースが設けられた。今季限りで退団するGK野沢洋輔(40)、GK田口潤人(23)、MF小川佳純(35)、MFチョ・ヨンチョル(30)、FW田中達也(37)FW矢野貴章(35)の6人の撮影会は整理券所有の100組限定となる盛況ぶりだった。「もっと、このチームのためにやらなければならないことが、たくさんあったと感じた」と新潟での7年間を振り返った田中は現役続行の意向。「(新潟の)若手にはまだまだ負けない」とサポーターとの触れ合いからエネルギーをもらっていた。