「新サッカースタジアムを考える会」(村上信也代表)はこのほど、静岡市清水区でシンポジウム「サッカー王国、復活をめざして 新サッカー場が欲しい。」を開催した。

収容人数や設備、アクセスなど、J1清水エスパルスの本拠地アイスタ(IAIスタジアム日本平)を上回る競技場の必要性を訴えた。JR清水駅近くでホテルを経営する村上代表は「市民から声を上げることが大事」と力を込めた。登壇したのは綾部美知枝・日本サッカー協会参与、西村勉・清水サッカー協会理事長ら4人。清水地区のサッカー史を振り返り、世界の大規模スタジアムの概要や交通、地域経済貢献の実例も紹介した。

立ち見客を含む約300人が来場。77歳男性は「ぜひ造ってほしい。市民全体がスポーツに関心を高めれば、道は開ける」。清水の男性ファンは「早く実現してほしい。今日はその1歩になればと来た」と語った。【倉橋徹也】

○…チームはこの日、富士市内の毘沙門天妙法寺で必勝祈願を行った。午前中に室内で軽めの練習メニューを消化した後に移動。選手とスタッフ、強化部らを含めたフロント陣も参加し、今季の飛躍を祈願した。「護摩祈■(きとう)」を初体験したクラモフスキー監督は「日本の文化を尊敬している。パワーをもらって、チャンピオンをもたらすことができたらうれしい」と話した。

※■は示ヘンに寿の旧字体