なでしこリーグのINAC神戸が、義援活動を行った。「にゃん・にゃん・にゃん」の猫の日である2月22日に合わせ、東京オリンピック(五輪)で金メダル獲得を目指すなでしこジャパンのFW田中美南(25)ら3選手が神戸市内で猫助けの活動を呼びかけた。

行政による殺処分を減らし野良猫の繁殖を防ぐ支援を目的に、通信販売大手の(株)フェリシモが「猫部」を設立。チャリティーTシャツ(税込み2810円)を購入することで、500円が基金に充てられるというもの。03年以来、約3億7000万円が支援活動費として集まっている。チーム名「レオネッサ」がねこ科の雌ライオンであることから、この活動にINAC神戸が賛同した。

今回は、日テレから今季加入した4年連続リーグ得点王の田中とともに、GKスタンボー華(21)、DF守屋都弥(23)も参加した。

今季のリーグ戦は3月21日に開幕。INAC神戸は同22日に、本拠地ノエスタで新潟と対戦する。