J2アルビレックス新潟は23日、DF早川史哉(26)が新潟市の「がん検診啓発アンバサダー」として、がん検診のPR活動に協力することを発表した。

23日から21年3月31日まで新潟市内の関連施設に掲出される「がん検診啓発ポスター」に登場するほか、26日に市内の検診対象者約31万人に発送される各種検診の案内冊子「検診いっ得?」と市のホームページで検診を呼びかけるメッセージが掲載される(4月以降発送の「市報にいがた」にも掲載予定)。

早川は、16年に急性白血病を発症。闘病を経て、19年10月5日にホーム鹿児島戦で約3年7カ月ぶりにリーグ戦への出場を果たし、以降は8試合連続で先発出場した。早川は「がんというものは思っていた以上に身近に存在しています。そういう意味ではがんを自分ごととして受け止めていく時代に突入しているのかもしれません。だからこそ勇気を持って検診を!」などと呼びかけている。

新潟市はポスターや案内冊子を通じて、2人に1人が罹患(りかん)すると推計される、がんの早期発見、早期治療のためにがん検診の大切さを広くPRし、検診の受診率向上を目指す。