浦和レッズのブラジル人FWレオナルド(22)が11日、自らのインスタグラムのインスタライブに元浦和エースFWでブラジル在住のワシントン氏(45)を招待し、浦和の新旧ストライカー対談を実現させた。

06年にJ得点王、07年のアジア・チャンピオンズリーグ制覇、クラブW杯3位にも貢献したワシントン氏を尊敬しており「自分もワシントン氏に追いつけるように頑張りたい」と強い決意。J3、J2で得点王になった実績を知る同氏からは浦和での活躍を期待された。

ワシントン氏が浦和でチームメートだった現J3ガイナーレ鳥取の岡野雅行GMに見いだされて来日を決めたレオナルド。当時在籍したブラジル・サントスでは「魚」の愛称だったと言い「魚が(岡野氏に)釣られた」と言われたエピソードを明かした。また同氏から浦和でMFポンテやFW田中達也のサポートを受けてゴール量産できた思い出が語られると、レオナルドは「私も昨季、(J2アルビレックス)新潟で田中達也選手とプレーし、同じような気持ちになった」と笑顔。2人が共通するプレーヤーと関わり合っていることもあり、会話も弾んだ。

一方で現在、ブラジルで政治家として活動するワシントン氏は、将来的な監督業の意思を問われ「ブラジルはプレッシャーが大変。数試合結果が出ないとクビになる。なので少し穏やかな日本でなら」と指揮官としての再来日にも前向きな姿勢。同氏が浦和で一緒にプレーしたMF阿部勇樹が現在も現役で在籍しているため「阿部によろしく」とレオナルドに伝えていた。