鹿島アントラーズMF永木亮太(32)が11日、練習後、オンラインで取材に応じた。

チームでセットプレーのキッカーを担うことが多い永木。昨季は積極的に居残りでFKやCKの練習をしていたが、直接FKでの得点は決められなかった。テクニカルディレクターのジーコ氏は、今季始動時のあいさつで「去年はFKが1本も入らなかった。いつになったら入るんだ」と冗談めかして話したという。

永木は「それは自分でも感じている」といい、「入れないと周りに認められないし、他のヤツが蹴った方がいいと言われてしまう。結果を残さないと自分の武器をひとつ失ってしまうという危機感もあるので、今年なんとしてもFKから直接得点を、という気持ちはすごく強い」と明かした。

チームとしても、セットプレーからの得点が少ないことは課題のひとつ。「(CKなど)全部含めて、セットプレーからの得点を増やさないといけない」と、言い聞かせるように話した。【杉山理紗】