J2アルビレックス新潟は11日、聖籠町のクラブハウスで10日の練習試合・富山戦後のリカバリーを中心に軽めのトレーニングを行った。1-3の敗戦を踏まえ、MFシルビーニョ(29)は27日から再開するリーグ戦に向けて気を引き締め直した。

筋トレ、ランニングで汗を流したシルビーニョは全体練習後、外国人選手たちとリフティングゲーム。リラックスしてリカバリーを終えた。電話インタビューに応じ「練習試合でも負けるのは悔しい。でも、今のうちに課題が出るのはいいこと」と再開に向けて切り替えた。

富山戦は右MFで前半45分間プレー。「守備のプレッシャーをもっとかけないと」と反省点を挙げながら、「みんな僕を探してパスを出してくれた」とチームの意思統一も感じていた。

15日には再開後の日程が発表される。「家族も母国の親族も(再開を)喜んでくれている」と言う。母国ブラジルは新型コロナウイルスの感染拡大の渦中。不安は募るが、幸い親族や兄弟に感染者はいない。「試合ができるのは日本国民が感染拡大阻止に取り組んでくれたおかげ」。感謝の気持ちでピッチに立つ決意を示した。