鹿島アントラーズの元日本代表DF内田篤人(32)が15日、オンラインで取材に応じた。この日、Jリーグの日程が発表されるのを前に「ACLなどで、僕らは他のチームより過密日程に慣れていると思う。いろんな選手にチャンスがあると思うので、選手全員で乗り越えながら、個人としてはケガなくやりたい」と意気込みを語った。

2月1日のプレシーズンマッチ水戸戦で負傷交代して以降、別メニューを中心に少しずつ調整してきた。「練習できていない間は筋トレをかなりやった」と明かし、「それが今は良い方に転がっているかと思う。今までケガが多かったので、できるだけ最少のケガというか、離脱はしたくないので、なんとか乗り越えたいと思う」と話した。

再開後のJリーグでは、1試合の選手交代枠が5人に拡大される。内田は、欧州各国リーグがベンチ入り選手の上限人数も引き上げていることに触れて「Jリーグもそうしちゃえばいいのに、と思う。試合によっては、普段頑張っているのにチャンスの少ない選手に『やってこい!』とできる。遠征のお金もかかるし難しいのは分かるけど、どうせ5人でやるならベンチの人数も増やせば、と思う」と持論を述べた。