J3藤枝が、J2昇格に向けて本格的に動きだした。クラブの鎌田昌治代表取締役(67)とDF鈴木翔太(23)は19日、藤枝市の北村正平市長(73)を表敬訪問。鎌田代表はこの日までに、J2ライセンス取得に向けた申請をJリーグに行ったことを明かした。「長いシーズンを戦う上でモチベーションになる」と強調。選手やスタッフには16日に伝えた。

今後は藤枝総合運動公園サッカー場での現地ヒアリングや審査などを経て、今秋にもライセンス交付の可否が決定する見込み。今季中に取得し、リーグ戦の最終成績が2位以内で来季のJ2昇格が決まる。今季は27日に開幕し、アウェーの沼津・愛鷹で静岡ダービーを行う。鈴木が「いいスタートを切れるように準備したい」と意気込むと、北村市長は「一丸となって目標を達成してほしい」と激励した。【神谷亮磨】