ベガルタ仙台が首位川崎フロンターレに2-0から逆転負けを喫した。

前半30分、FWジャーメインのパスが相手に当たり流れたところを、FW長沢駿(31)が右足で決め先制した。同38分にはMF椎橋からのロングパスに追いついたジャーメインが、倒れながらつなぎ、DF柳がスライディングで中央にパス。これをMF道渕諒平(26)が右足ミドルで決めた。

しかし、後半に暗転。同13分に右サイドからのセンタリングを川崎F・FW小林に、同14分には自陣でカットされたボールをダイレクトでつながれDF山根に、同23分にはMF大島のクロスを再び小林に決められ10分で逆転された。

J1のホーム戦で2-0からの逆転負けはクラブ史上初の屈辱。木山監督は「流れは決して悪くなかったが、2枚交代(小林と旗手)の選手に力を出されて、後手に回ってしまった」と悔やんだ。逆転されても温かい拍手で応援を続けたサポーターに今季ホーム初勝利を届けられなかった。