高校3年生の17歳、G大阪のFW唐山翔自(とうやま・しょうじ)が、初のJ1公式戦デビューでいきなりゴールを決めた。

2トップの一角を任されると前半12分、ペナルティーエリア手前の左FKに反応。ゴールのファーサイドに飛び込み、ワンバウンドしたボールをタイミング良く頭で合わせ、先制点を挙げた。1-1で迎えた同39分にはFW高木大輔(24)からの横パスを受けて2点目も決めた。

9月に18歳を迎える下部組織育ちの唐山は、現在高3ながら飛び級で今季からプロ契約を結んだ。開幕からU-23チームで臨むJ3でプロデビュー。J1リーグ戦でも7月22日サンフレッチェ広島戦で、出番こそなかったものの、初めてベンチ入りしていた。昨年のU-17W杯には日本代表として全4試合に出場。今年7月のU-19日本代表候補にも選ばれていた。宮本恒靖監督(43)にはジュニアユース時代から指導を受けており、湘南戦での起用も示唆されていた。