湘南ベルマーレが9試合ぶりの白星を挙げ、ようやく今季2勝目を挙げた。

後半29分、攻撃参加していたDF大野和成(31)がMF金子大毅(22)からの低い弾道のパスを左足で押し込んで決勝弾。終盤は全員守備でタレントそろいのG大阪攻撃陣を封じ、1点を守り切った。

最下位のチームにとって7月22日の鹿島戦以来の白星となり、今季アウェー初勝利でもあった。6連敗後、2試合連続で先制しながら追いつかれて引き分けていた。勝ちきれない試合が続いていたこともあり、大野は「なかなか勝てなかったので、1つ勝ってほっとしている。1つのボールに執着できた試合」と収穫を口にした。また浮嶋敏監督(53)は「本当に接戦をものにできていなくて連敗が続いた。勝つ姿をサポーターに見せることができなかったので、サポーターに(勝利を)ささげたい。故障者が少なくない中、選手たちが良いパフォーマンスをみせてくれた」と選手たちの底力をほめていた。