16位ベガルタ仙台は今季限りで退任する木山隆之監督(48)のラスト采配を飾れなかった。勝ち点1差の17位湘南ベルマーレとスコアレスドロー。前半4分、CKから湘南にゴールの枠を捉えられたが、DF蜂須賀がギリギリでクリア。さらに同20分、ゴールポスト直撃のシュートを浴びるなど、前半はペースを握られ、ほとんどフィニッシュまで持ち込めない。

ハーフタイムには2枚替えで巻き返しを図った。後半3分、FW長沢のパスを受けた後半頭から出場のMF石原がシュートを放つもGK正面。同17分、右クロスからMF松下がヘッドで狙ったが、GKに止められた。同ロスタイムには長沢、FWゲデスと立て続けに得点を狙うも、最後までネットを揺らせなかった。今季はホーム未勝利に終わり、13年大分、14年徳島に次ぐ3チーム目の不名誉記録でシーズンが終わった。