J2東京ヴェルディが、新型コロナウイルス感染者の受け入れによる減収と、感染対策費の増加により、苦しい経営状況となっている稲城市立病院を支援するために立ち上がった。

東京Vの選手たちは日ごろから同病院でメディカルチェックを受診するなど関係が深く、選手会長のGK柴崎貴広を中心に、恩返しの気持ちを込めてインターネットでのチャリティーオークションを企画したという。

オークションは4月2日正午~同12日午後11時59分まで。インターネットで入札額を入力する方法となる(入札はここからhttps://ws.formzu.net/fgen/S20989050/)。

4月2日午前10時にオークションに出品されるグッズについて詳細が発表されるが、選手が実際に使用したスパイクなど、ファンにとってはうれしい品々が並ぶ予定だ。

柴崎はクラブを通じ「毎年、シーズン前に選手がメディカルチェックなどでお世話になっている稲城市立病院さんが、コロナ禍で非常に厳しい状況だと聞きまして、選手間で話し合った結果、チャリティーオークションを実施することになりました。永井秀樹監督をはじめ、選手たちが私物など色々な物を出品しますので、皆さんぜひご協力をお願いします」とコメントした。