ポルトガル1部ポルティモネンセから鹿島アントラーズに復帰したDF安西幸輝(26)が21日、全体練習後にオンライン取材に応じた。

2年ぶりの復帰に「もうちょっと(欧州で)頑張ってステップアップして鹿島のイメージでした。早くなりましたが、あと1年後にW杯。アントラーズで活躍してW杯にも行きたい。鹿島ではクラブワールドカップ、ACLと経験をさせてもらい、代表になれたのも鹿島のおかげ。成長させてもらった分、恩返ししないといけない。持っているものを鹿島にささげたい」と経緯を説明し、鹿島への貢献を誓った。

背番号は「2」。ジョルジーニョ氏、名良橋晃氏、内田篤人氏ら歴代の名選手がつけた背番号だ。2番の打診は内田氏から受けた。「つけて」とだけ言われたという。

安西は「最初、2番は嫌だと言っていたんですが。でも、他の人に譲りたくなかった」。内田からは「鹿島の2番は、安西として、これからお前が2番を託したいやつが来るまでつけろ。覚悟を持ってつけろ」との言葉をもらった。覚悟を持って受け取った「2」を背負い、鹿島の巻き返しに貢献する。