J1清水エスパルスが、残留を争うライバルとの負けられない直接対決に臨む。17日は静岡市内で最終調整。18日のホーム仙台戦(アイスタ、午後7時)に備えた。今夏に加入したブラジル人MFホナウド(24)とロティーナ監督が、オンライン取材に応じた。

リーグ戦は残り10試合で、16位清水と18位仙台の勝ち点差は「4」。負ければ17位以下の降格圏に転落する可能性もあり、勝利だけが求められる一戦だ。両チームの今季公式戦の直接対決は清水の3戦3勝。ホナウドは「仙台は強いカウンターを持つチーム。ボールを失わずに攻撃を組み立て、最後はシュートで終わりたい」と望んだ。

データも後押しする一戦で、リーグ9試合ぶりの勝ち点3を目指す。最近8試合連続失点で、守備の改善が必要だ。指揮官は「無失点で終えることは重要なこと。序盤から全てのエネルギーを出して戦う」と力を込めた。【古地真隆】