清水エスパルスは、今季初の連勝を逃した。

前半9分に先制点を献上。後半は攻勢を強めたが、終盤に追加点を献上して力尽きた。今季10度目の完封負け。降格圏17位以下との勝ち点差は「6」のまま変わらず、差を広げることはできなかった。

▽ロティーナ監督 立ち上がりはプレスをかけられなかった。さらに奪ったボールもすぐに奪い返される展開になってしまった。その中で徐々にペースを取り戻し、自分たちの時間をつくることができた。後半は、試合前から準備してきたプレーを出せた。チャンスもあったが、ゴールを決めることができなかった。

▽DF井林 前半に失点をしたことで、得点が必要な状況になってしまった。自分も含めて、セットプレーなどでもチャンスの数を増やしていかないといけない。(残り8試合について)毎試合、準備をして、自分たちの形を表現する姿勢は変わらない。これが最も勝利に近づく方法だと考えている。

▽MFベンジャミン・コロリ 非常に難しいゲームだった。前半は相手で、後半は我々のペースだった。もし早めに得点できていれば、また違った試合になったと思う。残り8試合となったが、頭を下げている時間はない。修正点に目を向ける必要がある。