日本初の女子サッカープロリーグ「WEリーグ」で初代王者を目指すINAC神戸が、前半戦の大一番を迎える。

開幕3連勝で迎える第5節はホームでの日テレ東京V戦(10日、ノエスタ)。東西のライバル対決に向けて5日は神戸市内で練習を行い、日本代表「なでしこジャパン」のFW田中美南(27)は「古巣だし楽しみ。やってやりたい。勝ち負け関係なく(相手選手とは試合後に)話すと思うけれど、勝って、いい気分で話したい」と笑顔を見せた。

今季のINACで光るのは守備。プレシーズンマッチに加え、開幕から3試合を終えて無失点と安定感を誇る。星川敬監督(45)は「いつかは取られる」と正直に言った上で「ヤマ(GK山下)自身は取られたくないと思っていると思う。結果、そうなったら(無失点)いい」とほほえんだ。

相手は小林里歌子、植木理子の両FWらが、前線からボールに対して積極的に仕掛けてくる。同監督は警戒ポイントを口にした上で「日テレは日本のサッカーを引っ張ってきている。普通の試合じゃない。絶対落とせない試合」と対抗心を燃やした。田中も「優勝するには落とせない、大事な試合。(現在無得点で)もどかしいので、ビッグゲームで決められるようにしたい」と誓い、鉄壁の守備陣をゴールで助ける。【松本航】