逆転優勝に向けて負けられない戦いが続く2位横浜F・マリノスは、セレッソ大阪に敗れて優勝が遠のいた。前半のうちに2失点し、後半の反撃も実らなかった。

試合後のマスカット監督の一問一答は以下の通り。

 

-試合を振り返って

マスカット監督 率直に、悔しい思いでいっぱい。最初の失点は、その前の段階で3人のオフサイドがあったのではないかと思う。その後CKを何本か与えてしまい、守備せざるを得ない状況になった。スタートをよくしようと話したが、相手の方がよかった。選手1人1人が諦めず、後半自分たちのサッカーをしようと、気持ちの入った内容でたくさんのチャンスを作れた。しかし、最初に2失点すると難しい状況になる。

-水沼をトップ下に配置した意図と、後半から4-4-2に変更した狙いは

マスカット監督 水沼のポジションと(センターFWの)杉本のところは、杉本が下がったら水沼が前に抜けて…と思っていた。しかし2失点したので、点を取りに行くためにも前田を中央において、水沼をサイドに出した。たくさんのチャンス、同点にできる場面をつくったが、点を取れず、このような結果で終わってしまった。

-残り5試合で首位川崎Fとは勝ち点差12。この状況をどう受け止めるか

マスカット監督 結果を見ると難しい状況になっていると思う。しかし自分たちは、90分いい内容で結果を残すのみ。5試合じゃなくて、1試合1試合、いい内容で結果を残すことを求めている。最後まで諦めず、自分たちのサッカーをやりたい。