J2のモンテディオ山形は26日、一部社員に対しパワハラ行為があったとして、同日付で相田健太郎社長(47)を厳重注意処分にしたと発表した。

クラブによると、7月にパワハラを受けた当事者から報告があり、第三者機関(弁護士事務所)が調査したところ、相田社長が一部社員に対してパワーハラスメントと評価される言動があったと認定された。26日の取締役会で審議し、処分を決定した。

同クラブは「当クラブを応援してくださる、ファン・サポーター、スポンサー、正会員・賛助会員、自治体、地域の皆様など、全てのステークホルダーの皆様に、多大なるご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。本件を重く受け止め、今後このようなことが2度と発生しないよう、社内ルールや内部統制の整備を進めるとともにコンプライアンス意識を徹底していきます」と発表した。

今後に向け、以下の再発防止策を決めた。

1、社内外への通報制度・相談窓口について、制度の信頼性と理解を周知徹底(通報制度・相談窓口自体は既に設置済)

2、定期的な社内アンケートや調査の実施によるモニタリング機能の強化

3、社内研修・社内教育の実施