今季限りで退任するガンバ大阪松波正信監督(47)が、0-0で引き分けたホーム湘南戦後、全日程終了のセレモニーで「望まない結果に終わったことに対しては、本当に申し訳なく思う」と涙の謝罪をした。

昨季の2位から一転、今季は残留争いに巻き込まれるなど13位に終わった。5月に宮本前監督が解任され、強化責任者から転身した松波監督ももがき苦しんだ。

来季新監督には、今季まで大分を6年間率いたクラブOBの片野坂知宏監督(50)が就任する。J2岡山GKコーチで同じくOBの吉田宗弘氏(47)ら新コーチ陣も招聘(しょうへい)予定。DFキム・ヨングォンは退団するが、今季13得点のFWパトリックら主な外国籍選手は残留する。6年連続無冠に終わり、主将DF三浦は「来季こそ、タイトルを獲得できるように必死に戦いたい」と名誉挽回を誓った。