川崎フロンターレが、J2降格の決まった横浜FCで主将も務めたMF瀬古樹(たつき、23)の獲得に動いていることが5日、分かった。

【順位表】J1>

今夏に日本代表MF田中碧(23=デュッセルドルフ)が移籍したが、大卒新人MF橘田の台頭もあり、中盤の補強を行わず現有戦力で戦い、圧倒的な力を示しリーグ連覇を成し遂げた。ただ、来季も今季同様の連戦が予想される。リーグ3連覇と悲願のACL制覇に向け、成長著しい瀬古に白羽の矢を立てた。

瀬古は明大から昨季横浜FCへ加入して、1年目からレギュラーとして活躍した。今季は主にボランチとしてリーグ戦33試合に出場して、アシストランキングではリーグ5位に入った。シーズン途中からは主将も務め、苦しむチームを引っ張った。

複数クラブによる争奪戦となっていたが、川崎Fが1歩リードしている模様。移籍が実現すれば、川崎Fにとっては大きな補強となる。