北海道コンサドーレ札幌、浦和レッズの両クラブは29日、元日本代表で浦和のFW興梠慎三(35)が来季、札幌に期限付き移籍することを発表した。期間は22年2月1日~23年1月31日まで。契約により浦和との公式戦出場はできない。

興梠は05年~12年に鹿島、13年から今季まで浦和に所属。12~17年まで浦和で指揮を執っていたペトロビッチ監督(64)のもとでのプレー経験がある。J1通算158点は歴代3位で現役最多だ。

クラブを通じ「浦和レッズから期限付き移籍できました興梠慎三です。またミシャ(札幌ペトロビッチ監督)とサッカーが出来ることを大変うれしく思います。この移籍で大事な家族、大事なクラブから離れてこのクラブにやってきました。生半可な気持ちでこのクラブにやって来たわけではありません。1つでも多くタイトルを取りチームの歴史に名を刻められるように頑張りたいと思います。最初から応援してもらえるとは思っていません。結果を残して応援される選手になれるように頑張ります」とコメントした。