J1リーグ開幕対戦カードオンライン記者会見が15日、行われた。19日のガンバ大阪-鹿島アントラーズ(午後2時、パナスタ)は、G大阪がFW宇佐美貴史(29)、鹿島はMF荒木遼太郎(20)が参加した。

今季から初めて副主将に就いたG大阪宇佐美は「胸を借りるつもりで全力で鹿島にぶつかって行きたい。ホームで開幕戦なので、熱い試合をして勝って終わりたい」と意気込んだ。

昨季は多くの時間を残留争いに費やし、最終的には不本意な13位に終わった。今季はOBの片野坂知宏監督(50)が新たに就任。キャンプでは積極的にコミュニケーションを取り、新たな戦術を落とし込んできた。

「ここ数シーズン本当に苦しい戦いを強いられて、ガンバらしいサッカーを表現できていない。カタさんの下、カタさんのサッカーを信じて、選手全員でそのサッカーを表現することで強いガンバを取り戻せると思う」。

宇佐美にとっては、15年以来の2桁得点がノルマとなる。「全体的にチームの攻撃リードする中で、フィニッシュのところで貢献していきたい」。最終ラインからボールをつなぎ、より得点を目指して優勝争いに加わりたい。