11月開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会に出場するガーナ(FIFAランク60位)が2人の退場者を出しながら、PK戦の末にチリ(同28位)に競り勝った。

両チーム合わせて、9枚のカードが出される荒れた試合になった。ナナ・オットー・アッド監督(47)は「情熱がありすぎて、それがプレーに表れた」と話した。

前半を0-0で折り返して迎えた後半22分、DFアリドゥ・セイドゥ(22)がラフプレーによるレッドカードで一発退場。同33分にはDFムバラク・ワカソ(31)が2枚目のイエローカードを受け退場処分となった。2人の数的不利の中、終盤戦を守り抜き、PK戦へ持ち込んだ。

PK戦ではGKアブドゥル・マナフ・ヌルディーン(23)が2本のファインセーブを見せ、3-1で競り勝った。

指揮官は「いいプレーをした。結果は伴わなかったが、話していたことは出来ていた」と振り返った。

一方、敗れたチリのエドゥアルド・ベリッソ監督(52)は「数的有利になったにも関わらず、スマートさにかけていた。最適なプレーを見つけ出すことが出来なかった」と悔しさを口にした。【波部俊之介】